プロポリスは癌(がん)に効く?
ブルガリアやルーマニアなど東欧諸国のプロポリスによる治験例の資料には、治療困難な癌の患者さんが治ってしまった報告がたくさんあります。
日本においても日本癌学会で1991年(第50回)以降、プロポリスの研究報告がおこなれています。
1991年9月の報告では、プロポリス抽出物中にはカフェイン酸フェネチルエステル、ケルセチンなどの細胞増殖抑制物質が数種類含まれていたと述べ、なかでも、ジルテルペン系化合物は強いガン細胞増殖抑制と殺癌細胞活性を示したと報告しています。
※「プロポリスに含まれる殺癌細胞物質の単離・精製」国立感染症研究所のウイルス室長(当時)・松野哲也氏による。
プロポリスは口内炎に効く?
口内炎ができる理由のひとつとして、口の中の衛生状態が悪く、細菌やウイルスが繁殖して、口内の小さな傷に感染することが挙げられます。
プロポリスは、抗菌・殺菌作用で口内を清潔に保つとともに、炎症を抑える働きもあるため、口内炎の予防にも役立ちます。
プロポリスは風邪・インフルエンザに効く?
プロポリスは、ミツバチが菌やウイルスから巣を守るために作りだす稀少成分。
強力な抗酸化作用や抗菌・殺菌・抗ウイルス作用をもち、天然の抗生物質として、古くから利用されてきました。
プロポリスの抗ウイルス作用には、このインフルエンザウイルスの増殖を抑制する働きがあることが報告されています。
●プロポリスの抗インフルエンザ効果
ブラジル産プロポリス(水抽出エキス)には、季節性または新型のインフルエンザウイルスの感染から体の細胞を守る効果があることが試験管内試験で確認されました。
●プロポリスによるかぜへの回復促進作用
成人男女59名を対象としたプラセボ二重盲検試験の結果、ブラジル産プロポリスエキスの継続的な摂取用は、体のだるさを軽減し、風邪の治りを早めることが示唆されました。
(山田養蜂場みつばち健康科学研究所 2010年2月)
プロポリスは花粉症に効く?
プロポリスには抗菌・殺菌作用、抗酸化作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用、免疫力増強作用など多彩な作用があることから花粉症にも効果が期待できます。
ただし、体質によってはアレルギーを起こす場合があるため、摂取する際は注意が必要です。